ねぶたまつり@青森

2009/08/03
去年のリーマンショック以来の不況をうけて、今年の夏祭りにやってくる観光客の数が減っているという記事を読みました。地方で行われるお祭りは観覧席やグッズの収入によって運営が支えられているところが多く、祭り好きとしては気がかりです。

とは言え、普段なかなか行けないお祭りに行くには、この状況は自分にとっては絶好のチャンス!ということで、東北3大夏祭りのうちの2つに行くことにしました。

青森ねぶた準備風景1


この日、向かったのは、青森のねぶたまつり。客が減っているとは言え、なかなかホテルが予約できません。ようやく予約サイトでラスト一室でおさえたビジネスホテルは、シングル1室1万円を超えていました。ちなみに平時は1室4000円。まさにお祭り料金です。ホテルにとっては稼ぎ時ですから、仕方ないんですけどね...

当日、祭りの開始時間に間に合うように、青森に到着しました。大きなねぶたが通る場所は青森駅前から徒歩5〜10分程度のところにありました。開始2時間以上前から場所取りをしている熱心なお客さんも少なからずいました。その脇を売り子さんがお土産の鈴を響かせながら通り過ぎていきます。
青森ねぶたのお土産の鈴


メインストリートのわき道には、ねぶたがスタンバイ状態で置かれ、近くで太鼓演奏が続いていました。太鼓演奏のばちが長いのが特徴的です。
青森ねぶた準備風景2



午後7時、ねぶたがメインストリートに現れ、打ち上げ花火を合図に一斉にパレードが始まります。参加団体は、大まかに、囃子方・ハネト(踊り子)・ねぶたの三要素で構成されています。大きなねぶたは地元の有力企業が運営したり、スポンサーになったりしているようで、企業ロゴが大きく入ったものが多く、それぞれが地元での存在感をアピールしていました。
青森ねぶた1


小さなねぶたは町や学校単位で運営されていることが多かったです。小さいといっても、迫力はしっかりとありました。
青森ねぶた2


囃子方はいくつも並んだ太鼓とその後ろの笛が中心です。
青森ねぶた囃子方1


青森ねぶた囃子方2


ハネトは「ラッセラー、ラッセラー」という掛け声をかけながら、片足で跳ねるように踊ります。これがねぶたの特徴です。
青森ねぶたハネト


そして、ねぶた。最も大きなもので、幅9m、奥行7m、高さ5mという規定があるそうです。戦国武将や、大河ドラマの登場人物、中国の伝説上の人物などをモチーフにしていました。
青森ねぶた3


ねぶたは当初、灯篭だったのが、昭和30年代に革命が起こって、骨組みが竹から針金に、内側の明かりがろうそくから蛍光灯に変わったそうです。蛍光灯でも、和紙を通してみると、光にやさしさが入るように感じました。
青森ねぶた4


ねぶたの行進は、21時20分頃まで続きました。
青森ねぶた5


交通規制が解除されると、祭の華やぎがスッと消えて、あっという間に静かな街に戻りました。

この夜、登場したねぶたは、合計22台。夜の街をのっそりと進む姿は幻想的で、近くで見るとその大きさに圧倒されました。気温も20度と涼しく、コンディションがとてもよかったです。今度は五所川原の巨大なねぷたに行ってみたいと思いました。
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